ナチュラルヒーリングPhoto/どこか
知らない駅、知らない街 いやもちろん目的がありどこだかはっきりわかってそこへ行っているのだが、ふと、まるで知らないところに独りで放り出されたような孤独...
知らない駅、知らない街 いやもちろん目的がありどこだかはっきりわかってそこへ行っているのだが、ふと、まるで知らないところに独りで放り出されたような孤独...
雨の日は「天気が悪い」と言うけれど 雨が悪いものということじゃないと思う。晴れなら「天気が良い」と言うからのその対(つい)として「悪い」と言うことにな...
明治は遠くなりにけり 「降る雪や 明治は遠く なりにけり」と俳句に詠んだのは、中村草田男(1901-83)。この句は1931年(昭和6年)の作で、明治...
「歯神社」という不思議な名前の小さなお宮 大阪の梅田あたりにある小さなお社。その名も「歯神社」。もとは網敷天神社の末社で農業神として祀られていたが、の...
「大阪駅」というのは、わかりやすいようで難しい。 大阪在住で身近に慣れていればすぐわかるのかもしれないが、たまに行くとか、よその人に説明をするとかいう...
夏が終わるのを惜しむ気持ちがふと沸き起こる。いや、暑いから早く涼しくなって欲しいとばっかり言っていたじゃないか、と笑われるかもしれないが、時にふと、夏...
「紫式部」に「白式部」 そうと言っても、世界最古の長編小説の作者のことではない。「ムラサキシキブ」と名付けられた山野草のことだ。写真は、実の色づきがあ...
水は、流れ、踊り、留まり、たゆたう。 空気のような気体というものは、風として流れて吹き去るか、風船や部屋のなかに静かに留まる、という様態しかない。あと...
真夏の日差しの中で、視界が白く灼けるようだ。 暑い、とは何度言ったことか。いくら言おうと涼しくはならぬのはわかっているし、誰かのせいにしてそれを責めよ...
暑い。燃えるように、熱い。そんな時がある。もし仮に自分が、果てしなく広がる農地を耕す農夫であれば、あるいは、草原に残る獲物の痕跡を日に夜に追い続ける狩...