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以前見た町を歩いてロケするようなテレビ番組で、東京の下町の路地の奥には小さな神社があることが多い、といったことを紹介していたのを覚えている。
商店街いや狭い横丁の飲み屋と飲み屋の間の、わずかな隙間のような路地を入っていくとそこには小さな神社が隠されるようにして、存在しているのだった。

そしてその番組では、じゃあ町のひと区画ごと路地ごとまるまるビルに建て替えられたらどうなるのか?についても説明していた。そう。神社はそのビルの屋上に移されることが多いのだ。

大阪にもそんなビル上の神社がある。
その一つが写真の「徳兵衛大明神」だ。
この神社の所在地や由緒などはインターネットで検索するとすぐわかるのでここでは省くが、大阪駅前のビル群の一角にこのような神社が残され、きれいに管理され、お参りする人も少なくない様子なのはとても素晴らしい良いことのように思える。

何となくどうしても、大きくて立派で有名な神社のほうが初詣をしたりお参りしたりするのによさそうに思えたりするものなのだが、こうした小さな小さな神社も、通りすがりにもし目に付いたら、なあにほんの一分かそこらのことだ、お参りしてみるのも気持ちの良いことだろう。
それを心がけるとするならば、いつも決まった道を通らず、あえて普段は通らない知らない道狭い道を遠回りして歩くことになるだろう。ちょっと冒険めいていてわくわくするし、ちょっと運動になって健康にもよさそうだ。
そして、わき目もふらず目的地を目指すとか、ましてや歩きスマホで上の空で歩くのではなく、しっかり周辺にもあちこち目をやりながら歩くようにもなるだろう。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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