ナチュラルヒーリングPhoto/時の流れ

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♪時の流れに身を任せ…という昔の流行歌があったように思う。
身を任せるもなにも、「時」などというものは当然にして人々を巻き込み、淀みなく静かに滔々と、あるいは音を立て激しくどうどうとばかりに流れていくものだ。

それは、大きな道路を走りゆく車の群れを見ていてもわかる。
川のように絶え間なく、皆同じ速さで走りゆく。信号で停められたりするときを除いて。
ただ川の水のようにみっちりと隙間なく密集しているのではなく適切な車間距離を空けている。
だが川の水が山の峯や谷の小さな流れを集めて大きな川になるのと似て、車もそれぞれの出発点から大きい道路に集まって来て大きな流れになるが、しかし、川のように終点が海や琵琶湖のような湖といこともなく、それぞれの目的地に向かってまた散り散りに分かれて走り去っていくのだ。

時の流れはこの世界全ての人々を大河の水の流れのごとくに同じ速さで押し流してはいるが、それぞれの人の目指すところ、流されてたどり着くところはそれぞれだ。
川の水と違って、そろそろこのへんで岸に上がりたいと思えばそちらに向かって泳げばよいのだ。そう。川の流れに逆らって遡上する鮭のように力いっぱい。

そのようなことに気づき思いを致すとき、時はだれしもの上に同じく流れるが、それはしょうがないにしても、ただ身を任せて流されるだけではなく人にはそれぞれ何かできることがあるのかもしれないと、思うのだ。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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