ナチュラルヒーリングPhoto/アカハシハジロ オオバン

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もしかしたら今もうすでに、あるいはまさにこの瞬間に、飛び立ち去っているかもしれない渡り鳥たち。
カルガモのように渡らず居ついている鳥もあれば、渡り鳥なのに一部のバンやオオバンのように渡らず居残る鳥もありはするが、毎年秋から春まで日本で過ごす渡り鳥たちとは、今は別れの季節なのだ。

今シーズンで特筆すべきは、アカハシハジロの来訪だった。
これは、めったに日本には来ない珍しい鳥で、どうしたわけか今シーズンはわりと近くの池に飛来したのだった。
私が見に行った時もたくさんの人がカメラを構えていた。中には遠方からわざわざ来たのだと言っている人もいた。
金髪のリーゼントみたいな頭が特徴の鳥だ(この膨らませたヘアスタイルは正しくはポンパドールと言うらしい)。
どこへ帰るか知らないが、遠くへ飛んでいくのだろうから旅の無事を祈ろう。

鳩くらいのサイズでカラスのように真っ黒で、鼻筋からくちばしが真っ白なのが、オオバンだ。その足にはカモのような形ではないが、泳ぐのがとても上手。
この鳥も基本的には渡り鳥なのだろう。ときたま居残っているのを見ることもあるが、もうそろそろお別れになるころだ。

他の鴨たち、カルガモを除くヒドリガモやハシビロガモたちとも、お別れだ。
次の秋には元気でまたやって来るのを楽しみにしている。

A.T.迦楼羅
ジオマンシー(ゲオマンシーともいう)占い、西洋占星術、易占いなど、世界各地に古くから伝わる占術の研究者であり、心理カウンセラーとしても多方面で活躍中。
スピリチュアルカウンセラー育代オフィス所属
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